長生殿(ちょうせいでん)は、石川県金沢市の森八で作られている和菓子である。加賀藩3代藩主前田利常の創意と、茶道遠州流の開祖である小堀政一(遠州)の命名により生まれた。落雁の一種であり、材料は四国産の和三盆糖と北陸産のもち米を用いる。昔は落雁の中に胡麻も入れていたが、現在は入れていない。出来上がった落雁は、小堀遠州の直筆の“長生殿”と彫り込まれた木型で打ち上げられている。ちなみに、菓子の名前は唐の白居易「長恨歌」の末章:''「七月七日長生殿、夜半無人私語時。」''より、唐玄宗と楊貴妃が愛を語りあった場所である長生殿(中国語版記事)から由来しているとされる。新......
長生殿(ちょうせいでん)は、石川県金沢市の森八で作られている和菓子である。加賀藩3代藩主前田利常の創意と、茶道遠州流の開祖である小堀政一(遠州)の命名により生まれた。落雁の一種であり、材料は四国産の和三盆糖と北陸産のもち米を用いる。昔は落雁の中に胡麻も入れていたが、現在は入れていない。出来上がった落雁は、小堀遠州の直筆の“長生殿”と彫り込まれた木型で打ち上げられている。ちなみに、......