谷 正倫(こく せいりん)は、中華民国(台湾)の軍人・政治家。初めは黔軍(貴州軍)の有力指揮官で、後に国民革命軍(国民政府)に転じた。国民政府では憲兵の練成・組織に尽力し、日中戦争中は甘粛省政府主席として顕著な治績をあげたことでも知られる。字は紀常。弟の谷正綱・谷正鼎も同党や国民政府で要職に就き、彼らと共に「谷氏三兄弟」と称された。
谷 正倫(こく せいりん)は、中華民国(台湾)の軍人・政治家。初めは黔軍(貴州軍)の有力指揮官で、後に国民革命軍(国民政府)に転じた。国民政府では憲兵の練成・組織に尽力し、日中戦争中は甘粛省政府主席として顕著な治績をあげたことでも知られる。字は紀常。弟の谷正綱・谷正鼎も同党や国民政府で要職に就き、彼らと共に「谷氏三兄弟」と称された。