算術の基本定理(さんじゅつのきほんていり、fundamental theorem of arithmetic)または素因数分解の一意性(そいんすうぶんかいのいちいせい、unique factorization theorem)は、「全ての自然数は素数の積として(積の順番の違いを除いて)ただ一通りに表すことができる」という算術(初等整数論)における定理である。例えば は と素因数分解され、素数の順序を無視して、これ以外の素数の積として表すことはできない。算術の基本定理の主張が、任意の自然数について「素数の積に分解される(素因数分解の存在)」という主張と「......
算術の基本定理(さんじゅつのきほんていり、fundamental theorem of arithmetic)または素因数分解の一意性(そいんすうぶんかいのいちいせい、unique factorization theorem)は、「全ての自然数は素数の積として(積の順番の違いを除いて)ただ一通りに表すことができる」という算術(初等整数論)における定理である。例えば は と素因......