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カリニャン

推定知名度5.45%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

カリニャン(Carignan)は、赤ワイン用ぶどう品種である。マスエロ、ボバレ・グランデ、カリニェナ、サムソーなどという名称でも知られる。スペイン北東部のアラゴン州サラゴサ県を原産地とする。12世紀頃にフランスやイタリアなどに持ち込まれ、現在は南北アメリカ、アフリカ大陸の地中海沿岸と南アフリカ、オーストラリアなど、世界の広い地域で栽培されている。スペインやフランスの通称「南仏」と呼ばれる、ラングドック=ルシヨンのワイン|ラングドック=ルシヨン、プロヴァンスワイン|プロヴァンス、ローヌワイン|ローヌ地方南部等で多く栽培されている。ぶどうのなかでは最も収穫期が遅いいわゆる「晩生(おくて)種」のため、冬の到来が遅い暖かい地方に適しているが、気候の合うところでは、収穫量も多く、栽培しやすい。ワインはなめし革の香り、スパイシーな香り、鉄やインクの香りといわれるフレーバーを持っているが、香りはそれほど強くはない。酸味や渋みが強い、いわゆる刺激性の強い風味のワインになるため、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ|AOCで認められているところでも、使用量を制限しているところが多い。シラー (ブドウ)|シラー種など、酸味の少ない品種にブレンドされることが多い。ラングドック=ルシヨン地方では、グルナッシュに次いで多く栽培されている。この品種名を表示したワインは、フランスでもその他の国でもほとんどないが、ヴァン・ド・ペイ・ドックのなかに、この品種の古木から収穫されたぶどうによる、比較的優れたワインがある。

過去の推移