なが餅(ながもち、永餅、長餅)は、四日市市の笹井屋が製造、販売する餅で、餡を包み、細長く薄く延ばして火で炙った餅菓子。笹井屋が日永の下り立場の地にあったことから、「永餅」と命名したという。古くは、このような形態の餅は一般に、砥石の形に似ていることから砥餅(ともち)、あるいは、牛の舌に似ていることから牛の舌餅と呼ばれた。同形態の餅は、三重県内の旧東海道と旧伊勢街道沿いに広く分布し、桑名市には寛永 (元号)|寛永11年創業の安永餅(永餅屋老舗)、四日市市には慶応 (元号)|慶応4年創業の太白永餅(金城軒)があり名物になっている。笹井屋は天文 (元号)|天文19......
なが餅(ながもち、永餅、長餅)は、四日市市の笹井屋が製造、販売する餅で、餡を包み、細長く薄く延ばして火で炙った餅菓子。笹井屋が日永の下り立場の地にあったことから、「永餅」と命名したという。古くは、このような形態の餅は一般に、砥石の形に似ていることから砥餅(ともち)、あるいは、牛の舌に似ていることから牛の舌餅と呼ばれた。同形態の餅は、三重県内の旧東海道と旧伊勢街道沿いに広く分布し、......