XP-31は1930年代にカーチス社がアメリカ陸軍航空隊のために製作した試作単葉戦闘機。社内呼称「XP-934」。愛称は「スウィフト」(Swift)。XP-31はアメリカ陸軍戦闘機として初めて密閉式操縦席を備えたが、一方、固定式主脚と張線付き主翼を持った最後の機体でもあった。その革新性にもかかわらずXP-31はライバルのP-26に対していささかの優位も示すことができず、量産に至らなかった。
XP-31は1930年代にカーチス社がアメリカ陸軍航空隊のために製作した試作単葉戦闘機。社内呼称「XP-934」。愛称は「スウィフト」(Swift)。XP-31はアメリカ陸軍戦闘機として初めて密閉式操縦席を備えたが、一方、固定式主脚と張線付き主翼を持った最後の機体でもあった。その革新性にもかかわらずXP-31はライバルのP-26に対していささかの優位も示すことができず、量産に至ら......