LK IIは、ドイツで開発された軽戦車である。LKとは軽量戦闘車輛(Leichter Kampfwagen、ライヒターカンプフヴァーゲン)を意味する。LK IIは第一次世界大戦中に開発された軽戦車LK Iと同様のデザインを持つ。相違点は、車体後部の天井部分に全周旋回可能な砲塔を乗せ、ドイツ・クルップ社製の37mm砲、またはロシア製のSokol 57mm砲を備えたことであった。本車の装甲は8~14mmであり、総重量が8.75tに増している。動力にはダイムラー・ベンツ社が製造した、モデル1910 4気筒ガソリンエンジンを用い、55~60馬力を出力した。この軽戦......
LK IIは、ドイツで開発された軽戦車である。LKとは軽量戦闘車輛(Leichter Kampfwagen、ライヒターカンプフヴァーゲン)を意味する。LK IIは第一次世界大戦中に開発された軽戦車LK Iと同様のデザインを持つ。相違点は、車体後部の天井部分に全周旋回可能な砲塔を乗せ、ドイツ・クルップ社製の37mm砲、またはロシア製のSokol 57mm砲を備えたことであった。本車......