ISU-122またはJSU-122(キリル文字でИСУ-122)は、IS-2のシャーシを利用し、当初A-19、後にはD-25T 122 mm軍団砲(加農砲)をケースメート(砲郭)式に搭載した自走砲である。生産の終了するSU-152自走砲の後継であるISU-152自走砲の152 mm榴弾砲ML-20の砲身の生産が遅れていたため、砲と砲弾の供給に余裕があり同型の砲架を用いる122 mm A-19を代わりに搭載したものである。また、戦車兵よりも自走砲兵の方が訓練期間が短くて済み、いずれにせよ早急な戦力化を求めて、1943年12月より量産が開始された。本車の前期型......
ISU-122またはJSU-122(キリル文字でИСУ-122)は、IS-2のシャーシを利用し、当初A-19、後にはD-25T 122 mm軍団砲(加農砲)をケースメート(砲郭)式に搭載した自走砲である。生産の終了するSU-152自走砲の後継であるISU-152自走砲の152 mm榴弾砲ML-20の砲身の生産が遅れていたため、砲と砲弾の供給に余裕があり同型の砲架を用いる122 m......