黄 承彦(こう しょうげん、生没年不詳)は、中国後漢末期の人物。妻は蔡氏。子は黄夫人(諸葛亮の妻)。義理の弟は劉表・蔡瑁。『三国志』蜀書諸葛亮伝の註に引く「襄陽記」によると、河南郡の名士であったという。当時、隆中に住んでいた諸葛亮に「私の娘は顔こそ醜いが、才知は君にお似合いだ」と持ちかけ縁談を成功させ、娘を車に乗せて送り届けさせた。妻は蔡瑁の姉であったという。小説『三国志演義』では、夷陵の戦い後に蜀軍を追撃した呉の陸遜を、諸葛亮の石兵八陣に嵌らないよう助け出している。こう しようけん
黄 承彦(こう しょうげん、生没年不詳)は、中国後漢末期の人物。妻は蔡氏。子は黄夫人(諸葛亮の妻)。義理の弟は劉表・蔡瑁。『三国志』蜀書諸葛亮伝の註に引く「襄陽記」によると、河南郡の名士であったという。当時、隆中に住んでいた諸葛亮に「私の娘は顔こそ醜いが、才知は君にお似合いだ」と持ちかけ縁談を成功させ、娘を車に乗せて送り届けさせた。妻は蔡瑁の姉であったという。小説『三国志演義』で......