馮 立(ふう りつ、生年不詳 - 没年不詳)は唐の政治家。同州馮翊(陝西省大茘県)の人。唐の李建成の幕臣。建成により車騎将軍に取り上げられる。忠義心が厚く、玄武門の変に際しては主人である建成が誅殺され、周囲が逃げ出した際に「生前に恩を受けた者が、難に際してどうして逃げようができるか」と奮戦し、敬君弘を殺害するなどの武功を上げてから「僅かながら太子の恩に報いた」と言い兵を退いたとの逸話がある。玄武門の変後、太宗が馮立を呼び出し、兄弟の争いを招いた事、そして兵を率いて敬君弘らを殺害したことを問責したが、これに対し当初措計画通り太宗を殺害しておけば変は避けられた......
馮 立(ふう りつ、生年不詳 - 没年不詳)は唐の政治家。同州馮翊(陝西省大茘県)の人。唐の李建成の幕臣。建成により車騎将軍に取り上げられる。忠義心が厚く、玄武門の変に際しては主人である建成が誅殺され、周囲が逃げ出した際に「生前に恩を受けた者が、難に際してどうして逃げようができるか」と奮戦し、敬君弘を殺害するなどの武功を上げてから「僅かながら太子の恩に報いた」と言い兵を退いたとの......