陳 蘭彬(ちん らんひん、''Chen Lanbin''、1816年 - 1895年)、字は荔秋。清末の官僚・外交官。初代駐米公使を務めた。広東省呉川出身。22歳で貢生となり、1851年に挙人となった。1853年に進士となり、翰林院に入り庶吉士となった。後に刑部主事となり、さらに員外郎に昇進した。1860年に丁憂により帰郷し、その間、高文書院で講義し、曽国藩の幕府に入った。1863年、刑部の職に復職した。そのころ黄河が決壊したため大名府に救援活動に赴き、『治河芻言』8巻を著した。その後、江南製造局と上海広方言館の総裁に就任した。1870年に曽国藩の推薦でア......
陳 蘭彬(ちん らんひん、''Chen Lanbin''、1816年 - 1895年)、字は荔秋。清末の官僚・外交官。初代駐米公使を務めた。広東省呉川出身。22歳で貢生となり、1851年に挙人となった。1853年に進士となり、翰林院に入り庶吉士となった。後に刑部主事となり、さらに員外郎に昇進した。1860年に丁憂により帰郷し、その間、高文書院で講義し、曽国藩の幕府に入った。186......