陀々堂の鬼はしり(だだどうのおにはしり)とは奈良県五條市大津町の念仏寺(ねんぶつじ)において室町時代から毎年1月14日(1957年〈昭和32年〉までは旧暦1月14日)に行われている修正会結願の行事である。1995年(平成7年)に国の重要無形民俗文化財に指定された。鬼走りというのは、中国から伝わり宮中の年中行事となった追儺の行事を模倣した悪鬼と疫病を払う儀式で、追儺、鬼追いともいい各地に多く残されているが、陀々堂の鬼はしり行事の鬼は、追い払われる対象となる悪い鬼ではなく、阿弥陀如来に仕え災厄を除き福をもたらす善い鬼とされている。
陀々堂の鬼はしり(だだどうのおにはしり)とは奈良県五條市大津町の念仏寺(ねんぶつじ)において室町時代から毎年1月14日(1957年〈昭和32年〉までは旧暦1月14日)に行われている修正会結願の行事である。1995年(平成7年)に国の重要無形民俗文化財に指定された。鬼走りというのは、中国から伝わり宮中の年中行事となった追儺の行事を模倣した悪鬼と疫病を払う儀式で、追儺、鬼追いともいい......