『銀杏散りやまず』(いちょうちりやまず)は、辻邦生の小説。1982年(昭和57年)から翌1983年にかけて新潮社の雑誌『新潮』(4月号〜12月号)に発表された。全18章。単行本は同社から1989年(平成元年)9月20日に刊行、底本は1993年に岩波書店から出版された『辻邦生歴史小説集成』第11巻。『辻邦生全集』では「睡蓮の午後」とともに第13巻に収録。同時期の連載には雑誌『文学界』に『フーシェ革命暦』第二部、『海』に『ある生涯の七つの場所』、『中央公論』に『パリの時』がある。『銀杏散りやまず』は1994年に清水研作の作曲によりモノオペラ作品となる。また、辻......
『銀杏散りやまず』(いちょうちりやまず)は、辻邦生の小説。1982年(昭和57年)から翌1983年にかけて新潮社の雑誌『新潮』(4月号〜12月号)に発表された。全18章。単行本は同社から1989年(平成元年)9月20日に刊行、底本は1993年に岩波書店から出版された『辻邦生歴史小説集成』第11巻。『辻邦生全集』では「睡蓮の午後」とともに第13巻に収録。同時期の連載には雑誌『文学界......