釈霊一(しゃく れいいつ、727年 - 762年)は、中国・唐の詩人。剡中(せんちゅう、浙江省嵊県)の出身。一説に広陵(江蘇省江都)の人。俗姓は呉。9歳のとき出家し、余杭(浙江省)の宜豊寺、揚州(江蘇省)の慶雲寺などの住職をし、杭州(浙江省)の竜興寺で没した。山水を愛し、浙東・浙西の名山や名刹は、ことごとく訪れたという。朱放(後出)達と親交はあった。現在、『霊一詩集』一巻が残っている。作品に、「僧院」(七言絶句)がある。
釈霊一(しゃく れいいつ、727年 - 762年)は、中国・唐の詩人。剡中(せんちゅう、浙江省嵊県)の出身。一説に広陵(江蘇省江都)の人。俗姓は呉。9歳のとき出家し、余杭(浙江省)の宜豊寺、揚州(江蘇省)の慶雲寺などの住職をし、杭州(浙江省)の竜興寺で没した。山水を愛し、浙東・浙西の名山や名刹は、ことごとく訪れたという。朱放(後出)達と親交はあった。現在、『霊一詩集......