質帝(しつてい)は、後漢の第10代皇帝。父は渤海孝王・劉鴻。祖父は楽安王・劉寵。曽祖父は千乗王・劉伉。 冲帝が在位6ヶ月で崩御した後、梁冀により章帝の玄孫である劉纘が皇帝に擁立された。『後漢書』には梁冀とその一族による専権が強まり朝政は腐敗していたが、梁冀の権勢を恐れて誰も諫言を行おうとしなかったとある。梁冀の専横を不満に思った質帝が「跋扈将軍」と揶揄したために、梁冀により毒殺された。Category:後漢の皇帝Category:中国の幼君Category:暗殺された人物Category:138年生Category:146年没
質帝(しつてい)は、後漢の第10代皇帝。父は渤海孝王・劉鴻。祖父は楽安王・劉寵。曽祖父は千乗王・劉伉。 冲帝が在位6ヶ月で崩御した後、梁冀により章帝の玄孫である劉纘が皇帝に擁立された。『後漢書』には梁冀とその一族による専権が強まり朝政は腐敗していたが、梁冀の権勢を恐れて誰も諫言を行おうとしなかったとある。梁冀の専横を不満に思った質帝が「跋扈将軍」と揶揄したために、梁冀により毒殺さ......