藤原 資季(ふじわら の すけすえ)は鎌倉時代前期の公卿。二条資季とも。正二位権大納言。二条と号す。従三位左中将藤原資家の長男。母は参議九条光長の娘(宜秋門院帥)。琵琶で名高い二条大納言藤原定能の孫である。日記『荒涼記』(資季卿記)を残した。子の資氏は弘安7年(1284年)に病により出家したので、孫の資高を子として跡を継がせたという。歌人として知られる内大臣衣笠家良は定能の娘が母であり、資季とはいとこ同士ということになる。
藤原 資季(ふじわら の すけすえ)は鎌倉時代前期の公卿。二条資季とも。正二位権大納言。二条と号す。従三位左中将藤原資家の長男。母は参議九条光長の娘(宜秋門院帥)。琵琶で名高い二条大納言藤原定能の孫である。日記『荒涼記』(資季卿記)を残した。子の資氏は弘安7年(1284年)に病により出家したので、孫の資高を子として跡を継がせたという。歌人として知られる内大臣衣笠家良は定能の娘が母......