荘王(しょうおう)は、周朝の第15代の王。桓王の子。姫胡斉(釐王)、弭叔頽(姫叔頹)らの父。前694年、王族の周公黒肩が荘王を弑し、その弟の儀叔克(姫叔克)を擁立する計画が露見した。荘王は大夫辛伯に命じ、そのため黒肩は殺害され、儀叔克は南燕(現在の河南省延津)に逃れた。側室の姚氏が産んだ弭叔頽を溺愛し、太子の姫胡斉(釐王)を疎んじたが、結局は太子がその後を継いだ(しかし、孫の恵王の代に弭叔頽は自ら周王と称した)。
荘王(しょうおう)は、周朝の第15代の王。桓王の子。姫胡斉(釐王)、弭叔頽(姫叔頹)らの父。前694年、王族の周公黒肩が荘王を弑し、その弟の儀叔克(姫叔克)を擁立する計画が露見した。荘王は大夫辛伯に命じ、そのため黒肩は殺害され、儀叔克は南燕(現在の河南省延津)に逃れた。側室の姚氏が産んだ弭叔頽を溺愛し、太子の姫胡斉(釐王)を疎んじたが、結局は太子がその後を継いだ(しかし、孫の恵王......