程 秉(てい へい、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の人物。呉の学者・政治家。字は徳枢。豫州汝南郡南頓県(河南省項城市)の人。鄭玄に師事して学問を学び、乱を逃れて交州の士燮の下に身を寄せた。交趾には劉煕がいたため、ここで学識を深め五経に通じるようになった。また士燮から長史に任ぜられた。やがて、学者としての評判を聞いた呉の孫権から招聘されてその幕僚となり、太子孫登の教育係(太子太傅)を任された。225年、孫登の婚礼のときには太常となり、孫登の妃を迎える役を務めた。孫権・孫登からも丁重に遇された。『論語弼』などの著作を3万字残した。陳寿は「厳畯・......
程 秉(てい へい、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の人物。呉の学者・政治家。字は徳枢。豫州汝南郡南頓県(河南省項城市)の人。鄭玄に師事して学問を学び、乱を逃れて交州の士燮の下に身を寄せた。交趾には劉煕がいたため、ここで学識を深め五経に通じるようになった。また士燮から長史に任ぜられた。やがて、学者としての評判を聞いた呉の孫権から招聘されてその幕僚となり、太子孫登の教育係(......