禰寝 重長(ねじめ しげたけ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。禰寝氏16代当主。禰寝氏は大隅国の国人。永禄4年(1561年)、肝付兼続に従って大隅国内に出陣する。その後も肝付氏に従って島津氏と戦ったが、兼続の死で肝付氏の形勢が不利になると、元亀4年(1573年)、島津義久と単独で和睦した。このため、肝付兼亮と伊地知重興に攻められることとなったが、これは島津軍の援軍によって撃退している。また、重長は内治において優れた才を発揮し、対明貿易や商業の奨励を盛んに行なった。温州みかんの栽培を日本で最初に行った人物といわれている。天正8年(1580年)死去......
禰寝 重長(ねじめ しげたけ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。禰寝氏16代当主。禰寝氏は大隅国の国人。永禄4年(1561年)、肝付兼続に従って大隅国内に出陣する。その後も肝付氏に従って島津氏と戦ったが、兼続の死で肝付氏の形勢が不利になると、元亀4年(1573年)、島津義久と単独で和睦した。このため、肝付兼亮と伊地知重興に攻められることとなったが、これは島津軍の援軍によ......