『百億の昼と千億の夜』(ひゃくおくのひるとせんおくのよる)は、光瀬龍のSF小説。『SFマガジン』に1965年12月号から1966年8月号まで連載された。日本SFの中でも壮大なスケールを持つ作品として知られる。「神」をテーマにし、終末観と救済など、宗教・哲学的色彩も濃い。萩尾望都によって漫画化されている(後述)。当初の仮題は『百億の昼、千億の夜』(SFマガジン1965年11月号)1969年に早川書房より単行本化。73年に文庫化。その後角川文庫からも刊行された。1993年、ハヤカワ文庫JAのNo.1000として新装版が刊行された際、結末部分が加筆され、これが決......
『百億の昼と千億の夜』(ひゃくおくのひるとせんおくのよる)は、光瀬龍のSF小説。『SFマガジン』に1965年12月号から1966年8月号まで連載された。日本SFの中でも壮大なスケールを持つ作品として知られる。「神」をテーマにし、終末観と救済など、宗教・哲学的色彩も濃い。萩尾望都によって漫画化されている(後述)。当初の仮題は『百億の昼、千億の夜』(SFマガジン1965年11月号)1......