『琴のそら音』は夏目漱石の短編小説である。明治38年(1905年)5月小山内薫の主宰する雑誌「七人」に掲載され、明治39年5月、『倫敦塔』、『幻影の盾』『趣味の遺伝』とともに『漾虚集』に収録され出版された。超自然的な現象を描くことも多い夏目漱石の作品のなかでは異色な作品である。
『琴のそら音』は夏目漱石の短編小説である。明治38年(1905年)5月小山内薫の主宰する雑誌「七人」に掲載され、明治39年5月、『倫敦塔』、『幻影の盾』『趣味の遺伝』とともに『漾虚集』に収録され出版された。超自然的な現象を描くことも多い夏目漱石の作品のなかでは異色な作品である。