源 頼行(みなもと の よりゆき)は、平安時代末期の武将。兵庫頭源仲政の次男。母は藤原友実女。源頼政と同母兄弟。小国頼行とも記される。蔵人を務めたとされるほか、丹後守となっていたことが確認できる(『尊卑分脈』『吾妻鏡』建暦2年正月10日条)。明確な動向は不明であるが、保元の乱を経た保元2年(1157年)7月16日に、濫りに軍兵を発したとして安芸国への配流を命じた官符が下され、翌17日に京都西七条辺で領送使の検非違使信澄(氏不詳)を殺害し自害して果てたという(『兵範記』各同年同月日条)。これにより子息たちは兄頼政の養子となったとされる。また一子宗頼の子孫は頼......
源 頼行(みなもと の よりゆき)は、平安時代末期の武将。兵庫頭源仲政の次男。母は藤原友実女。源頼政と同母兄弟。小国頼行とも記される。蔵人を務めたとされるほか、丹後守となっていたことが確認できる(『尊卑分脈』『吾妻鏡』建暦2年正月10日条)。明確な動向は不明であるが、保元の乱を経た保元2年(1157年)7月16日に、濫りに軍兵を発したとして安芸国への配流を命じた官符が下され、翌1......