水谷 勇夫(みずたに いさお、1922年 - 2005年6月5日)は、愛知県名古屋市生まれの現代美術家。膠絵(にかわえ)と称する和紙と日本画の顔料を使った現代絵画で1960年頃から国内外の注目を浴びる。本人は「日本画」という言葉を嫌って使わなかった。自らの戦争体験をもとに人間存在の不条理、矛盾を暴きだすような気迫のある作品を生み出した。1963年には角川書店が刊行した『世界美術全集 戦後日本美術』に掲載された。舞台美術も手がけ、舞踏の土方巽や大野一雄、麿赤兒などの舞台美術を担当する。また概念芸術の松澤宥とも親交が深く、行動芸術「玄界遍路」などコンセプチュア......
水谷 勇夫(みずたに いさお、1922年 - 2005年6月5日)は、愛知県名古屋市生まれの現代美術家。膠絵(にかわえ)と称する和紙と日本画の顔料を使った現代絵画で1960年頃から国内外の注目を浴びる。本人は「日本画」という言葉を嫌って使わなかった。自らの戦争体験をもとに人間存在の不条理、矛盾を暴きだすような気迫のある作品を生み出した。1963年には角川書店が刊行した『世界美術全......