林 海音(りん かいいん)は台湾の女流作家。小名は英子。両親が日本で事業経営していた関係で林海音は大阪で出生している。出生後台湾に戻るが、間もなくして北京に移住、城南地区の廠甸小学、春明女子中学、北京新聞専科学校を卒業している。林海音の父親は12歳の時に死去しており、残された母親と共に弟2人、妹3人を育てている。卒業後は『世界日報』の見習い記者として勤務し、作家である夏承楹と結婚している。その後は『聯合報』の副刊に10年にわたり主筆し、1960年に小説『城南旧事』を発表し、小説家としての地位を確立した。晩年は糖尿病、脳卒中、肺炎に苦しみ、内臓機能の低下によ......
林 海音(りん かいいん)は台湾の女流作家。小名は英子。両親が日本で事業経営していた関係で林海音は大阪で出生している。出生後台湾に戻るが、間もなくして北京に移住、城南地区の廠甸小学、春明女子中学、北京新聞専科学校を卒業している。林海音の父親は12歳の時に死去しており、残された母親と共に弟2人、妹3人を育てている。卒業後は『世界日報』の見習い記者として勤務し、作家である夏承楹と結婚......