松浦 政(まつら まさし)は、戦国時代の武将。肥前国大智庵城主。父・定が延徳4年/明応元年(1492年)に没すると、15歳で松浦氏嫡流である相神浦松浦氏の家督を継ぎ、相神浦、有田、今福、黒島、鷹島、佐世保を領有した。明応3年(1494年)に嫡男・親が誕生した。明応7年(1498年)、政は狩猟の際の諍いから、家臣の山田四郎右衛門から怨まれることとなり、出奔した四郎右衛門と山田文左衛門兄弟は、平戸の松浦弘定の元へ行き、自分達が案内者となる代わりに政の討伐を依頼した。一度、定によって自領を追われた弘定にとっても、恨みを晴らす好機であり、この申し出を了承し大智庵城......
松浦 政(まつら まさし)は、戦国時代の武将。肥前国大智庵城主。父・定が延徳4年/明応元年(1492年)に没すると、15歳で松浦氏嫡流である相神浦松浦氏の家督を継ぎ、相神浦、有田、今福、黒島、鷹島、佐世保を領有した。明応3年(1494年)に嫡男・親が誕生した。明応7年(1498年)、政は狩猟の際の諍いから、家臣の山田四郎右衛門から怨まれることとなり、出奔した四郎右衛門と山田文左衛......