松山 基範(まつやま もとのり、1884年10月25日 - 1958年1月27日)は、日本の地球物理学者・古地磁気学者。1911年に京都帝国大学理工科大学物理学科を卒業。京都大学名誉教授。山口大学初代学長。兵庫県の玄武洞ほか東アジア各地の岩石の残留磁化を測定し、1929年に地球磁場の反転説を世界で初めて唱えた。当時彼の説は世界の学界からほぼ無視されたが、1950年代にイギリスを中心として古地磁気学が大きく発展したことで、その正当性が広く認められることとなった。その功績により、地質時代で最後の逆磁極期(249万~72万年前)はと名付けられた。その他、1930......
松山 基範(まつやま もとのり、1884年10月25日 - 1958年1月27日)は、日本の地球物理学者・古地磁気学者。1911年に京都帝国大学理工科大学物理学科を卒業。京都大学名誉教授。山口大学初代学長。兵庫県の玄武洞ほか東アジア各地の岩石の残留磁化を測定し、1929年に地球磁場の反転説を世界で初めて唱えた。当時彼の説は世界の学界からほぼ無視されたが、1950年代にイギリスを中......