李 昪(り べん)は、十国南唐の初代皇帝。廟号は烈祖。南唐を正統の王朝として認めない立場からは先主と呼ばれる。幼少の頃に、淮南に勢力を張った呉の重臣の徐温の養子となる。後に徐温の実子を排除して、徐温の後継となる。そして、ついには呉の睿帝から禅譲を受けて、皇帝となって南唐を建国した。即位後は戦争を起こさず、善政を尽くした。
李 昪(り べん)は、十国南唐の初代皇帝。廟号は烈祖。南唐を正統の王朝として認めない立場からは先主と呼ばれる。幼少の頃に、淮南に勢力を張った呉の重臣の徐温の養子となる。後に徐温の実子を排除して、徐温の後継となる。そして、ついには呉の睿帝から禅譲を受けて、皇帝となって南唐を建国した。即位後は戦争を起こさず、善政を尽くした。