本城(ほんじょう)は、現在の島根県邑智郡邑南町下田所にあった日本の城。康安元年(1361年)、藤掛城城主高橋師光が二ツ山城を攻略し、出羽氏より出羽郷の地を獲ると、二ツ山城には入らず、本城を築いて藤掛城より移った。その後、高橋氏は本城を本拠地として安芸国高田・山県郡方面に領土を拡大していった。しかし、永正12年(1515年)、高橋元光が戦死したことで急速に衰え、享禄2年(1529年)に、高橋興光が毛利元就の策謀によって討たれ、本城の高橋氏は滅ぶことになる。城跡は二度と使われることがないよう、毛利軍によって破壊された。本丸跡地は掘り切られており、現在でもその痕......
本城(ほんじょう)は、現在の島根県邑智郡邑南町下田所にあった日本の城。康安元年(1361年)、藤掛城城主高橋師光が二ツ山城を攻略し、出羽氏より出羽郷の地を獲ると、二ツ山城には入らず、本城を築いて藤掛城より移った。その後、高橋氏は本城を本拠地として安芸国高田・山県郡方面に領土を拡大していった。しかし、永正12年(1515年)、高橋元光が戦死したことで急速に衰え、享禄2年(1529年......