景公(けいこう)は、春秋時代の斉の第26代君主。母の穆孟姫は魯の宰相叔孫僑如の娘。霊公の子で荘公光の異母弟。兄の荘公が横死したあと、崔杼に擁立されて斉公となる。崔杼の死後は晏嬰を宰相として据え、軍事面では晏嬰の推薦により司馬穰苴を抜擢した。斉は景公のもとで覇者桓公の時代に次ぐ第2の栄華期を迎え、孔子も斉での仕官を望んだほどである。しかし、これらの斉の繁栄は晏嬰の手腕によるもので、景公自身は贅沢を好んだ暗君として史書に描かれる場合が多い。Category:斉の君主Category:紀元前490年没
景公(けいこう)は、春秋時代の斉の第26代君主。母の穆孟姫は魯の宰相叔孫僑如の娘。霊公の子で荘公光の異母弟。兄の荘公が横死したあと、崔杼に擁立されて斉公となる。崔杼の死後は晏嬰を宰相として据え、軍事面では晏嬰の推薦により司馬穰苴を抜擢した。斉は景公のもとで覇者桓公の時代に次ぐ第2の栄華期を迎え、孔子も斉での仕官を望んだほどである。しかし、これらの斉の繁栄は晏嬰の手腕によるもので、......