施耐庵(したいあん)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の作者であるとされる人物。生没年は1296年~1371年というが、疑わしい。明のころの人と思われるが、水滸伝の作者として名が見えるのみであるため、何者であるのか、実在したのかさえもよくわからないが、一応『興化県続志』に施耐庵伝と明初の王道生『施耐庵墓志』が掲載されている。『七修類稿』、『百川書志』等は銭塘の人としている。
施耐庵(したいあん)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の作者であるとされる人物。生没年は1296年~1371年というが、疑わしい。明のころの人と思われるが、水滸伝の作者として名が見えるのみであるため、何者であるのか、実在したのかさえもよくわからないが、一応『興化県続志』に施耐庵伝と明初の王道生『施耐庵墓志』が掲載されている。『七修類稿』、『百川書志』等は銭塘の人として......