斎藤信夫(さいとう のぶお)は、1911年(明治44年)3月3日千葉県の南郷村(後:成東町、現:山武市)五木田に生まれ、小学校の教諭をしながら童謡の創作を続けた童謡作詞家である。終戦を境に神州不滅の皇国史観教育をしてきた自分を反省し、教職を辞めてしまうという気骨を持った人物であったが、童謡を通じ子供や動物を見る目は暖かかった。終戦直後に発表された童謡「里の秋」を作詞したことで知られ、生涯の詩作は1万余篇におよぶ。勲五等双光旭日章を受勲。
斎藤信夫(さいとう のぶお)は、1911年(明治44年)3月3日千葉県の南郷村(後:成東町、現:山武市)五木田に生まれ、小学校の教諭をしながら童謡の創作を続けた童謡作詞家である。終戦を境に神州不滅の皇国史観教育をしてきた自分を反省し、教職を辞めてしまうという気骨を持った人物であったが、童謡を通じ子供や動物を見る目は暖かかった。終戦直後に発表された童謡「里の秋」を作詞したことで知ら......