張 温(ちょう おん、193年 - 230年)は、中国三国時代の呉の武将、政治家。字は恵恕。揚州呉郡呉県の人。父は張允(劉表配下の張允ではない)。弟は張祗・張白。姉妹は女子三人(一人は顧承の妻)。『三国志』呉志に伝がある。呉郡張氏は呉の四姓の一つに数えられ、父も地元で評判の人物であり、孫権に招かれ東曹掾となったが、早くに死去している。張温は若い頃から行ないが良く、容貌も立派であった。孫権が張温の評判を聞き、その性格を配下に尋ねると、劉基は「全琮に肩を並べる人物」といい、また顧雍は劉基の言葉を否定した上で「肩を並べる人物など見当たらない」と、さらに絶賛した。......
張 温(ちょう おん、193年 - 230年)は、中国三国時代の呉の武将、政治家。字は恵恕。揚州呉郡呉県の人。父は張允(劉表配下の張允ではない)。弟は張祗・張白。姉妹は女子三人(一人は顧承の妻)。『三国志』呉志に伝がある。呉郡張氏は呉の四姓の一つに数えられ、父も地元で評判の人物であり、孫権に招かれ東曹掾となったが、早くに死去している。張温は若い頃から行ないが良く、容貌も立派であっ......