山名 氏之(やまな うじゆき)は、南北朝時代から室町時代の武将、守護大名。伯耆守護。父は山名師義、兄に義幸、弟に義熙、満幸。子に熙之。養父(叔父)に山名時義、義兄弟(従弟)に時熙。通称は隠岐二郎、官位は右馬頭、隠岐守、大膳大夫。康応元年/元中6年(1389年)に惣領だった叔父時義が亡くなると伯耆の守護職を継承した。しかし翌明徳元年/元中7年(1390年)、山名家中の家督争いに介入した3代将軍足利義満によって氏之・時熙兄弟に討伐令が下ると、氏之は弟の満幸によって本拠地の伯耆に攻め込まれ没落、備後へ逃れ伯耆は満幸に奪われた。更に翌年の明徳2年/元中8年(139......
山名 氏之(やまな うじゆき)は、南北朝時代から室町時代の武将、守護大名。伯耆守護。父は山名師義、兄に義幸、弟に義熙、満幸。子に熙之。養父(叔父)に山名時義、義兄弟(従弟)に時熙。通称は隠岐二郎、官位は右馬頭、隠岐守、大膳大夫。康応元年/元中6年(1389年)に惣領だった叔父時義が亡くなると伯耆の守護職を継承した。しかし翌明徳元年/元中7年(1390年)、山名家中の家督争いに介入......