寿山(壽山、じゅさん、咸豊10年(1860年) - 光緒27年(1900年)は清朝末期の八旗出身の軍人。字は眉峰で、本姓は袁氏(満州風には、袁佳氏)で、漢軍正白旗の八旗に属し、本籍は黒竜江省のアイグン。日清戦争、義和団の乱等で軍を率いて戦った。父は回民蜂起等で活躍し、吉林将軍まで昇進したフミンガ。この父の地位によって員外郎となり、世襲により騎都尉を兼ね、後に郎中にとなった。光緒20年(1894年)、日清戦争が勃発。日本軍が奉天を攻撃するに当たり、寿山は弟の永山とともに従軍を志願し、歩隊統領となった。騎馬隊を率いて戦い、草河嶺を回復し、連山関を落城させ、鳳凰......
寿山(壽山、じゅさん、咸豊10年(1860年) - 光緒27年(1900年)は清朝末期の八旗出身の軍人。字は眉峰で、本姓は袁氏(満州風には、袁佳氏)で、漢軍正白旗の八旗に属し、本籍は黒竜江省のアイグン。日清戦争、義和団の乱等で軍を率いて戦った。父は回民蜂起等で活躍し、吉林将軍まで昇進したフミンガ。この父の地位によって員外郎となり、世襲により騎都尉を兼ね、後に郎中にとなった。光緒2......