安部 信発(あんべ のぶおき)は、武蔵岡部藩の第13代藩主。後に三河半原藩主となる。武蔵金沢藩主・米倉昌寿の九男として生まれる。文久3年(1863年)9月11日、岡部藩の第12代藩主・安部信宝が死去したため、その末期養子となって家督を継いだ。同年9月23日、将軍徳川家茂に拝謁する。同年12月26日、従五位下摂津守に叙任する。元治元年(1864年)、天狗党の乱鎮圧に参加した。元治2年、日光祭礼奉行を命じられる。慶応4年(1868年)3月17日、上洛し、新政府へ恭順の姿勢を示す。同年4月3日、新政府に対して、武蔵の所領だけでは藩士に対して知行を与えるのが困難で......
安部 信発(あんべ のぶおき)は、武蔵岡部藩の第13代藩主。後に三河半原藩主となる。武蔵金沢藩主・米倉昌寿の九男として生まれる。文久3年(1863年)9月11日、岡部藩の第12代藩主・安部信宝が死去したため、その末期養子となって家督を継いだ。同年9月23日、将軍徳川家茂に拝謁する。同年12月26日、従五位下摂津守に叙任する。元治元年(1864年)、天狗党の乱鎮圧に参加した。元治2......