大蓮寺(だいれんじ)は、京都市左京区にある浄土宗の寺院。山号は引接山。院号は極楽院。本尊は阿弥陀如来。開基は専蓮社深誉上人。後光明天皇が当寺に夫人の安産祈願を命じたことから、通称「安産祈願の寺」として知られる。本尊阿弥陀如来の他に札所本尊として十一面観音を安置し、洛陽三十三観音霊場第8番札所となっている。また、明治から大正にかけて、18世住職で金戒光明寺65世法主芳井教岸の直弟子籏玄教(はたげんきょう)は「走り坊主」の通称で知られ、奇行や貧困層に対する施しは、京都名物として有名で、大正7年の新聞紙面で「今一休」とたたえられている。
大蓮寺(だいれんじ)は、京都市左京区にある浄土宗の寺院。山号は引接山。院号は極楽院。本尊は阿弥陀如来。開基は専蓮社深誉上人。後光明天皇が当寺に夫人の安産祈願を命じたことから、通称「安産祈願の寺」として知られる。本尊阿弥陀如来の他に札所本尊として十一面観音を安置し、洛陽三十三観音霊場第8番札所となっている。また、明治から大正にかけて、18世住職で金戒光明寺65世法主芳井教岸の直弟子......