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夢半球

推定知名度0.5%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

『夢半球』(ゆめはんきゅう)は谷山浩子の5thアルバム。このアルバムまではそれまで谷山浩子が作り貯めていた作品と新しく書き下ろした作品が混在している。当時谷山浩子はディレクターやアレンジャーから自分の音楽性を理解してもらえず、プライベートでも恋愛でうまくいっていなかった。その心情を反映してA面夜サイドは暗い作品で構成されている。A面(夜サイド)の冒頭は真夜中に恋人へ手紙を書いているという語りから始まる。そしてB面(朝サイド)は引き戸を開ける音と小鳥の鳴き声による夜明けのシーンで始まり、外の草木や風に癒されていく様子を明るく唄う、と云う組曲を意識した制作が成されている。前アルバム『鏡の中のあなたへ』と合わせ、「暗い谷山浩子」のイメージが形成された時期であった。収録曲の中で『テングサの歌』は人類滅亡後の世界を紀勢本線岩代駅のホームに佇む海藻のテングサの視点で歌ったシュールな曲。同曲がライブで歌われるときはある部分で掛け声をかける「お約束」がある。なお、『イーハトーヴの魔法の歌』の歌詞は、谷山がラジオ関西の『ギャルギャル神戸』という番組中の企画で一般から募集し、谷山が曲を付けたものである。また『風の子供』はアルバム・ヴァージョンである(シングル・ヴァージョンは『風を追いかけて』B面曲であり、未CD化である。)。

過去の推移