『地獄の軍団』(Destroyer)は、1976年にキッスが発売した、4作目のスタジオ・アルバムである。アリス・クーパーなどを手がけたボブ・エズリンをプロデューサーに迎え、従来のシンプルなロックンロールから脱皮、多重録音によるギター・オーケストレーション、さらに本物のオーケストラの導入、各種のサウンド・エフェクツなど、それまでのキッスにはなかった音楽性の導入に成功し、ドラマティックで重厚なハードロック・アルバムとなった。エズリンは、今までバンドが経験したことのない様々な戦術を導入し、アルバムを今までのキッスのサウンドとはまったく違うアプローチで仕上げること......
『地獄の軍団』(Destroyer)は、1976年にキッスが発売した、4作目のスタジオ・アルバムである。アリス・クーパーなどを手がけたボブ・エズリンをプロデューサーに迎え、従来のシンプルなロックンロールから脱皮、多重録音によるギター・オーケストレーション、さらに本物のオーケストラの導入、各種のサウンド・エフェクツなど、それまでのキッスにはなかった音楽性の導入に成功し、ドラマティッ......