吉見 左膳(よしみ さぜん、文化14年11月17日(1817年12月24日) - 明治8年(1875年)4月30日)は、江戸時代後期(幕末)の宇和島藩の家老。通称は元吉、長左衛門。宇和島藩の参政を務める中井筑後守の実弟であったが、吉見家に養子入りしている。はじめ伊達宗紀に近習として仕えたが、宗紀に早くから才能を見出されて藩政改革への参与を許された。宗紀が隠居して伊達宗城が藩主になった後も信任は変わらず、むしろ宗城から家老にまで取り立てられ、宇和島藩のナンバー2として宗城の藩政改革や幕政参与に協力した。宗城は将軍継嗣問題においては一橋派に与していたため、吉見......
吉見 左膳(よしみ さぜん、文化14年11月17日(1817年12月24日) - 明治8年(1875年)4月30日)は、江戸時代後期(幕末)の宇和島藩の家老。通称は元吉、長左衛門。宇和島藩の参政を務める中井筑後守の実弟であったが、吉見家に養子入りしている。はじめ伊達宗紀に近習として仕えたが、宗紀に早くから才能を見出されて藩政改革への参与を許された。宗紀が隠居して伊達宗城が藩主にな......