『利休にたずねよ』(りきゅうにたずねよ)は、山本兼一による日本の小説。月刊誌『歴史街道』(PHP研究所)にて2006年7月号から2008年6月号まで連載され、同年10月に同社から刊行された。2010年10月文庫化(PHP文芸文庫)。第140回直木三十五賞受賞作。茶道に美意識を傾けた千利休の人生を描く歴史小説。山本は直木賞受賞後、連載していた『歴史街道』のインタビューで、利休好みの水指を見た時に匂い立つような優美さを感じ、わび・さびが持つ枯れたイメージや利休の人物像に疑問を持ったことが本作を執筆するきっかけになったと語っている。市川海老蔵主演で映画化され、2......
『利休にたずねよ』(りきゅうにたずねよ)は、山本兼一による日本の小説。月刊誌『歴史街道』(PHP研究所)にて2006年7月号から2008年6月号まで連載され、同年10月に同社から刊行された。2010年10月文庫化(PHP文芸文庫)。第140回直木三十五賞受賞作。茶道に美意識を傾けた千利休の人生を描く歴史小説。山本は直木賞受賞後、連載していた『歴史街道』のインタビューで、利休好みの......