佐川田 昌俊(さがわだ まさとし)は、山城淀藩の家老。永井氏の家臣。下野の出身で、はじめ上杉景勝に仕えた。このときに上杉家の家臣である木戸玄斎の養子となっている。いつ上杉家を離れたかは不明だが、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでは西軍に属し大津城の戦いに参加、先登して負傷している。戦後は浪人していたが、徳川家の家臣である永井直勝に見出されて永井家に身を寄せた。しかしこの時はなぜか無禄。が大坂の役では永井軍の大将として参加した。元和2年(1616年)に直勝と共に江戸に移った。直勝の死後は直勝の嫡男尚政に仕えた。尚政には寵愛され、家老として実質的に藩政を主......
佐川田 昌俊(さがわだ まさとし)は、山城淀藩の家老。永井氏の家臣。下野の出身で、はじめ上杉景勝に仕えた。このときに上杉家の家臣である木戸玄斎の養子となっている。いつ上杉家を離れたかは不明だが、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでは西軍に属し大津城の戦いに参加、先登して負傷している。戦後は浪人していたが、徳川家の家臣である永井直勝に見出されて永井家に身を寄せた。しかしこの時はな......