上村 長陸(うえむら ながみち)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。相良氏の家臣。上村氏は相良氏の庶流。父・上村頼孝は相良氏18代当主・相良義陽に対して謀反を起こし後に殺害されるが、長陸は幼少であった為に許され、成人すると義陽の勧めで、島津義弘と離縁していた義陽の別腹の妹・亀徳を娶り、また奥野地頭にも任じられた。しかし、義陽の弟・相良頼貞が義陽の死後、その後継に立たんとした際に随身したり、更に相良氏20代当主・相良頼房が、文禄・慶長の役に伴い渡海して留守の際に謀反を企てるなどした。慶長年間、その企てを知った者らにより、原城の柳江院門の前で討ち取られ......
上村 長陸(うえむら ながみち)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。相良氏の家臣。上村氏は相良氏の庶流。父・上村頼孝は相良氏18代当主・相良義陽に対して謀反を起こし後に殺害されるが、長陸は幼少であった為に許され、成人すると義陽の勧めで、島津義弘と離縁していた義陽の別腹の妹・亀徳を娶り、また奥野地頭にも任じられた。しかし、義陽の弟・相良頼貞が義陽の死後、その後継に立たんとし......