一宮城(いちのみやじょう)は、千葉県長狭郡一宮(現在の千葉県長生郡一宮町城ノ内)に存在した日本の城。通称は「城山」と呼ばれた。中世末期に一旦廃城となったが、江戸時代後期に一宮藩の陣屋として再建され、一宮陣屋(いちのみやじんや)と称した。天然の地形を利用し標高約30mの台地上に築かれた平山城(要害)で、築城時期は南北朝時代から16世紀とされるが詳細不明。戦国時代の天文年間には、里見氏に帰属していた正木氏の支配下にあった。第2次国府台合戦後、正木氏は分裂して北条氏に内通した正木時忠は、里見氏方の正木憲時方にあった一宮城を攻略して嫡男の正木時通を置いた。永禄年間......
一宮城(いちのみやじょう)は、千葉県長狭郡一宮(現在の千葉県長生郡一宮町城ノ内)に存在した日本の城。通称は「城山」と呼ばれた。中世末期に一旦廃城となったが、江戸時代後期に一宮藩の陣屋として再建され、一宮陣屋(いちのみやじんや)と称した。天然の地形を利用し標高約30mの台地上に築かれた平山城(要害)で、築城時期は南北朝時代から16世紀とされるが詳細不明。戦国時代の天文年間には、里見......