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ポルトガル語

推定知名度2.22%15〜75歳男女
推定知名度2.32%20〜35歳男女

ポルトガル語は、主にポルトガルおよびブラジルで使われている言語である。俗ラテン語から発展して形成されたロマンス語の1つで、スペイン語などと共にインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する。スペインの作家セルバンテスはポルトガル語のことを「甘美な言語」と、ブラジルの詩人オラーヴォ・ビラックは「ラティウムの最後の、粗野で美しい花」と評している。日本では最初に伝播したヨーロッパの言語であり、大航海時代のポルトガル海上帝国の成長とともにアジア・アフリカ地域に広まった。近代化以降の日本国内ではあまり使われていない言語であったが、日系ブラジル人に対する労働認可のシステムが始まった1990年代以降は、国内でも特に製造業などの工業地帯を中心として増加が進み、愛知県や群馬県で特にポルトガル語話者が定住している事が知られる。特に地区によっては住民の過半数がポルトガル話者である地域も存在する愛知県では「ゴミ袋への注意書き」がポルトガル語で記載されており、名古屋市営地下鉄などの一部公共交通機関などでも、英語放送の他に、南米大陸出身者の利用を想定してスペイン語と共にポルトガル語での構内放送を実施している。日本では古くからの外来語として定着しているいくつかの単語は、ポルトガル語(もしくはオランダ語)由来であり、代表的な例として「パン」という日本語があり、これは欧米各国で小麦粉を原料とし、米類と共に主食とされている炭水化物食品の総称を、「ブレッド」と英語では呼ぶが、日本では戦国時代にキリスト教と共に伝わったポルトガル語由来の外来語である「パン」と呼称している。

過去の推移