ピクリン酸アンモニウム(英語:Ammonium Picrate、別名:D爆薬、Explosive D、Dunnite)とはピクリン酸とアンモニアによって形成される塩であり、爆薬として用いられる。1906年、メジャー・ダン(Major Dunn)によって爆薬として開発された。軍事史上最初の使用はラ・スタンパが報じた、1911年11月2日のイタリア軍によるリビアでの空爆であるとされている。第一次世界大戦では、アメリカ合衆国海軍が大量に使用した。ピクリン酸アンモニウム(D爆薬)は誘爆の危険性の少ない鈍感な化学物質であると考えられていたが、アメリカ合衆国陸軍では1......
ピクリン酸アンモニウム(英語:Ammonium Picrate、別名:D爆薬、Explosive D、Dunnite)とはピクリン酸とアンモニアによって形成される塩であり、爆薬として用いられる。1906年、メジャー・ダン(Major Dunn)によって爆薬として開発された。軍事史上最初の使用はラ・スタンパが報じた、1911年11月2日のイタリア軍によるリビアでの空爆であるとされて......