ナビス戦争(ナビスせんそう、Guerra contro Nabide)は、ギリシアのポリスであるスパルタと共和政ローマ、アカイア同盟、アッタロス朝(ペルガモン王国。以下はペルガモンと記載)、ロドスおよびアンティゴノス朝(マケドニア王国。以下はマケドニアと記載)の連合軍の間で行われた戦争である。ラコニア戦争やローマ・スパルタ戦争とも称されるこの戦争の結果により、スパルタは実質的に独立国家として終焉を迎えた。また、共和政ローマはこの戦争における勝利により、紀元前146年まで続くギリシア征服の足掛かりを作ることとなった。
ナビス戦争(ナビスせんそう、Guerra contro Nabide)は、ギリシアのポリスであるスパルタと共和政ローマ、アカイア同盟、アッタロス朝(ペルガモン王国。以下はペルガモンと記載)、ロドスおよびアンティゴノス朝(マケドニア王国。以下はマケドニアと記載)の連合軍の間で行われた戦争である。ラコニア戦争やローマ・スパルタ戦争とも称されるこの戦争の結果により、スパルタは実質的に独......