スライマーン・イブン・アブドゥルマリク(سليمان بن عبد الملك、Suleiman bin Abd al-Malik、674年 - 717年9月22日)は、ウマイヤ朝の第7代カリフ(在位:715年 - 717年)。ワリード1世の弟。ワリード1世は弟スライマーンではなく自分の子を次代のカリフにしたいと願い、イラク総督アル=ハッジャージュなど功臣たちの賛同を得て、その根回しを進めていた。しかし、事が成る前にワリード1世は没してしまう。即位したスライマーンは廃されかかった恨みをはらすべく行動を開始した。アル=ハッジャージュは間もなく病没したが、後に......
スライマーン・イブン・アブドゥルマリク(سليمان بن عبد الملك、Suleiman bin Abd al-Malik、674年 - 717年9月22日)は、ウマイヤ朝の第7代カリフ(在位:715年 - 717年)。ワリード1世の弟。ワリード1世は弟スライマーンではなく自分の子を次代のカリフにしたいと願い、イラク総督アル=ハッジャージュなど功臣たちの賛同を得て、その根......