ジフェニルリン酸アジド(ジフェニルリンさんアジド、diphenylphosphoryl azide, 略称 DPPA)は有機合成化学において、アジドの導入に用いられる試薬で、(PhO)<sub>2</sub>P(=O)-N<sub>3</sub>の構造を持つ。1972年、塩入孝之らが開発した。ペプチド合成、クルチウス転位、アルコールから有機アジ化物への変換など幅広く応用される。
ジフェニルリン酸アジド(ジフェニルリンさんアジド、diphenylphosphoryl azide, 略称 DPPA)は有機合成化学において、アジドの導入に用いられる試薬で、(PhO)<sub>2</sub>P(=O)-N<sub>3</sub>の構造を持つ。1972年、塩入孝之らが開発した。ペプチド合成、クルチウス転位、アルコールから有機アジ化物への変換など幅広く応用される。