ココジン(Kökejin, ? - 1300年)は、モンゴル帝国(元)の世祖クビライの皇太子チンキムの妃。漢字表記は闊闊真。別名はバイラム・エゲチ(伯藍也怯赤)。コンギラト部族の出身。大ハーンのクビライが出猟したときにその目に止まり、クビライの次男チンキムの妻に迎えられて、1263年から1265年までの3年間にカマラ、ダルマバラ、テムルの3人の男子を産んだ。賢夫人としても知られ、皇太子の称号を与えられてクビライの後継者の最有力候補となったチンキムの宮廷(オルド)をよく守るとともに、チンキムの母にあたる同じコンギラト部族出身の皇后チャブイに近侍して......
ココジン(Kökejin, ? - 1300年)は、モンゴル帝国(元)の世祖クビライの皇太子チンキムの妃。漢字表記は闊闊真。別名はバイラム・エゲチ(伯藍也怯赤)。コンギラト部族の出身。大ハーンのクビライが出猟したときにその目に止まり、クビライの次男チンキムの妻に迎えられて、1263年から1265年までの3年間にカマラ、ダルマバラ、テムルの3人の男子を産んだ。賢夫人として......