コイノス(希:Koῖνος、ラテン文字転記:Coinos、?-紀元前326年)はアレクサンドロス3世に仕えたマケドニア王国の将軍である。コイノスはポレモクラテスの子であり、「アレクサンドロスの側近のなかでも、もっとも信頼厚いひとり」であった。紀元前335年のアレクサンドロスの北伐においてコイノスは歩兵部隊を指揮した。翌年に始まった東征においてもコイノスは引き続き歩兵指揮官として戦い、グラニコス川、イッソス、テュロス、ガウガメラなどの主要な戦いで名前が言及されており、ガウガメラの戦いでは負傷した。グラニコス川の戦い(紀元前334年)の後、新婚だったコイノスは......
コイノス(希:Koῖνος、ラテン文字転記:Coinos、?-紀元前326年)はアレクサンドロス3世に仕えたマケドニア王国の将軍である。コイノスはポレモクラテスの子であり、「アレクサンドロスの側近のなかでも、もっとも信頼厚いひとり」であった。紀元前335年のアレクサンドロスの北伐においてコイノスは歩兵部隊を指揮した。翌年に始まった東征においてもコイノスは引き続き歩兵指揮官として戦......